バイクグローブ(手袋)の縦割り販売
今日は映像とはまったく関係のない、昔から感じてたバイクライダーのために手袋販売の風潮について書きます。
■バイクグローブの売り場でいつも感じてたこと
- バイクショップにあるグローブはスタイル、見た目重視の画一的なものが多く、こんのもあるんだ!という驚きがなくつまらない。
- 保温、操作性、透湿性など機能面をうたう売り場が少ない
- 高い
■バイクグローブに求められるもの
個人的に、
バイクグローブは何より手のひらのタッチと、指のフィット感と、自分のグリップ操作との相性が大事だと思ってます。
原付バイク程度ならいいですが、スーパースポーツなどの大きなバイクになるとアクセルやブレーキなど右手の責任がとても大きくなる。だから手のひら側は薄く作られている。
また個人的に大型バイクのブレーキは中指1本で当てていくことが多いので、中指が自由に動いてほしい。
ある速度域になると手の皮一枚の感覚でアクセルのON・OFFとブレーキを操作するので、スキー手袋のような分厚いものは適さない。(昔暖かいからとスキー手袋で運転してて怖い目に会いました)
よって、冬場は分厚いのをはめたいのにはめられないというジレンマに陥る。
だから最近はグリップ自体が熱くなる グリップヒーター が最初からついてるバイクがよくあります。 https://amzn.to/32Hjq1V
ということでグローブを買う際は、
できれば実物をはめて試したい。
グリップを握ってナンボなので、可能なら売り場にハンドルを模したグリップ(とブレーキ)があればニギニギして試したい。でもそんな売り場はバイクショップだけにしかない。
■バイクショップのグローブ売り場の残念なところ
繰り返しですが、残念ながらバイクショップにあるグローブはスタイル重視。
ナックルガード上等のレーシーなのか、クラシカルな革手袋系が今でもそれなりの値段で置いてある。
操作系でかなりの割合を占めるグローブ部分なのに、機能面は二の次。
これが日本のバイク文化が、未だ子ども文化のままで来てしまっている現状だと思われます。
Amazonで検索するとほとんどがナックルガードがついていて、機能というより見た目から入ってるのが分かります。 https://amzn.to/2ME3Luw
何度か路上で転んだことありますが、最初に手をつくのは手の平で、手の甲をケガしたことは一度もなかったです。つまり手の甲のプロテクターは飾り要素が大きい。レースでもやらない限りは。
■よってホームセンターと自転車ショップに落ち着く
ここ最近僕のバイク用グロープは、ホームセンターか、自転車(スポーツサイクル)ショップでしか買ってません。
◎ホームセンター(ワークマン等)の作業手袋売り場の良い所
- 安い
- ほぼすべて試着できる
- サイズが豊富
- やっぱり安い
- 雨でグローブがビショビショになったときも駆け込んですぐ買える
▼悪いところ
作業用ゆえに、グリップを握った体勢でキツイ手袋が多い
◎自転車(スポーツサイクル)ショップグローブの良い所
- 欧米ブランドなど世界的にマーケットが大きいため、種類が桁違いに豊富
- 見た目も機能も無限に選べる
- 作業手袋ほどじゃないにしろ比較的安い
- 自転車もバイク同様微妙なブレーキングのために手の平は薄く機能的で、アクセルワークにぴったり
色や形からしても自転車グローブは豊富です→Amazon https://amzn.to/2BDdPxy
▼悪いところ
指先が切ってある指切りグローブは購入対象にならず、店によっては選ぶものがない場合もある。
■とあるグローブ売り場改善案
ということで、ホームセンターか自転車ショップにもバイクライダーのためのお試し需要を考えてくれたら有り難いです。
売り場の隅っこに、解体屋に落ちてるハンドルセット(できればブレーキレバー付き)でも置いておいてくれれば客は勝手に試しますし、「あ、これバイク用でいいじゃん」という提案と気付きになるはず。
僕は各地のホームセンターを巡るのが好きですが、そんなお試しができる手袋売り場に出会ったことはありません。
できれば、バイクブランド、自転車ブランド、作業ブランド、ぜーんぶ並べて試せる売り場があれば、丸一日過ごせる自信があります。(イベントなどでこんなブースがあればいい)
さらに、お試しアソートなど、こんなのがバイクに合うんじゃない?という手袋を販売ジャンルを超えてセット売りがあればバイクに乗るのがもっと楽しくなりそうです。
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