2019年10月版 Windowsユーザー向け これから編集を始める方への映像動画編集ソフト選び
2019/10/06
Windowsパソコン環境で編集ソフトのご相談を受けたときは、Windowsにプレインストールされてる「ムービーメーカー」を勧めてたのですが、今はそのソフトもなくなってしまいました。それ故ソフト選びはとても難しい時代です。
「ムービーメーカーの代わりになるソフト」
以下長くなりますがご一読ください。
■ソフト選びでオーキが一番大事だと思うこと
- ・世の中で使っている人が多いソフト
- ・検索して調べても、何かしらのヒントが出てくるソフト
- ・機能や最新性は二の次、まず情報と安定性
映像関連ソフトはとても奥が深く、特に使い始めは毎日使い方を検索する日々が続きます。
よってユーザーの少ないソフトはとても苦労します。単純にノウハウがネットに落ちてない。
また映像のファイル形式は日進月歩で、最新型ファイルに対応したりするアップデートも頻繁で、またファイル容量も多いためトラブルも多い。トラブル情報と1人で格闘するのはツライ時間です。
そのレベルはOffice系ソフトの比ではありません。(この点が普通の方にご理解いただけない部分)
そんな辛さを解消するのがインターネットの情報です。また周りで使っている人が多かったから、なども立派な理由。
ひとまず決めてみた最初の編集ソフト。
そこで撮影・編集・アップを何度も繰り返すとどんなソフトが自分に一番合うか選球眼が養われます。その後改めてソフト選びを再開するのも良し、今までのソフトを使い続けるのも良し。
超初期段階で大海を漂うように見当がつかなかった編集ソフト選びが、何か一つピンと来るものが出てきます。
ソフト選びに何がエライとかエラくないとかありませんよ。プロ用、最新版、VR対応、そんなウリ文句に惑わされずに自分の右腕となるソフトを選ぶ。
そんな点からあなたにマッチしたソフトを探してみてください。
■タイプ別 映像動画編集ソフト(すべて有償)2019年10月版
●細かいこと言わずさっさと作りたい
PowerDirector
すごく優しく作ってあります。ただし基本ビギナー向けソフトなので次にステップアップを目論む方には少々物足りないかもしれません。
●将来的に自分のスキルにしたい
Adobe Premiere Elements
今や業界のデファクトになりつつあるAdobe Premiere Pro。映画でも使われているこのソフトの姉妹版
ただし、Adobeのクセでバージョンによって仕様がちょくちょく変わります。
この殿様商売についていけるか少し覚悟がいります。17,800 円も高額ですね。
体験版あり。
●なんでも果敢にチャレンジしたい
DaVinci Resolve (ダビンチリゾルブ)
・斬新なカメラや映画用ソフトを開発する 新進気鋭企業 ブラックマジックデザイン製
・無料版でもかなり高機能
・日本のユーザーはプロかクリエイターばかりなので、ネット情報が圧倒的に少ない。
■無料の映像動画編集ソフトとの関わり方
無料ゆえにいくらでも試せるのが醍醐味ですね。こちらもネット情報(ノウハウ)がいかに多いかを基準に選ばれると良いでしょう。
そして、その格闘ぶりは次に有償ソフトを買う時の糧になりますので、それらの作業は無駄ではありません。どうか頑張ってください。
■ソフト選びのヒント
価格ドットコムのランキング
ここのランキングや口コミであたりをつけ
↓
Amazonのレビューを読んでみて
↓
体験版をインストールして触ってみる
ちなみに、上記ランキングでは様々な映像系ソフトが混在しているのでご注意です。
「〇〇DVD」はDVDを作ったり、DVDのデータを抜き取ることに特化しているソフトで、編集専門ソフトではありません。
また「TMPGEnc」などは映像データを変換する機能から始まったソフト。でも最近は編集もできるようですね。
■そのうち出てくるパソコンのスペック問題
映像編集ソフトはとてもパソコンスペックを必要とします。
素材用の追加HDDはもちろんのこと、メモリ、CPU、周辺装置のスペックを上げないと作業が進まないこともあります。
ソフトだけの選び方では解決しないこともあることを頭の隅に置いておいてください。
ちなみに僕は2017年に36万で買い直しました。今でもローンは残っています。。。
逆に、その部分にワクワクしてくるならその茨の道に進んでみるのもよいでしょう。
■オーキ老婆より老婆心まとめ
ソフトと格闘していると途中でわけがわからなくなってきて、ソフトを征服することが目的となってくることがよくあります。
本来の目的はなんなのか。
そのソフトを「すべて使いこなす」必要はあるのか。
今、あなたの目的がだいたい達成されていればOKを出す。だいたいこれぐらいで自分を許してあげる。職業編集マンを目指すわけでなければその程度の関わりが重要です。
例えば、YouTube動画が目的ならまず10本50本100本アップと量産を目指すべき。
そのための撮影→編集サイクルをたくさん回すことを第一優先とする。
まず人に見てもらうことを最優先に。
人に見てもらい評価を受けることが何よりのスピードアップになります。
50本作ってみて、そのときもっと編集に凝りたいなら編集ソフトをもっと研究する。
いや、カメラ(スマホ)に凝りたい、いや音に凝りたい。いや三脚など固定具、照明やドローン、いや企画構成演者さん。。。。
その時の自分に聞いてみて、ワクワクする方、また必要とされる方へ進んでみてください。
そして毎回「楽しい」を大事にして作業されてください。
応援しております。ぜひ学んだことをオーキにもご教授頂き、ともに切磋琢磨いたしましょう!
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