YouTubeチャンネル作成 やること 諦めること その1
YouTubeチャンネル作成 やること 諦めること
巷にあふれる「YouTubeチャンネル作成のコツ」には、あれやれこれやれと羅列してありますが、時間も技術もないなか、何からはじめて、何をやらないか?は大きな問題です。
管理者ごとにスキルも興味も時間も異なりますし。
ここではそんな「何をやって何をやらないか」を挙げていきます。
今回のテーマは 初めてYouTubeチャンネルを作ったとき です。
※2019年春現在、YouTubeの管理ページは「クリエイターツール」→「Studio(スタジオ)ベータ版」に移行中です。
以下の説明は従来の「クリエイターツール」で統一します。(PC作業)
<チャンネル全体の整備>
■チャンネル電話認証
そのチャンネルきちんとしたものであることを証明するため、電話で認証を行う。
認証を行うことで
・15分以上の動画をアップ
・オリジナルサムネイルをアップ
が可能になります。作業はクリエイターツール→「チャンネル」で設定する。
通常携帯電話番号を入れて、4桁の数字がメッセージで返ってきて、その4桁の数字を入力 して認証完了。ちなみに家の固定電話で「音声認証」も可能。
■チャンネル概要に説明文
マイチャンネルの右側のタブに「概要」欄あり
- どんな目的のチャンネルか、モノを売りたいのか、皆さんに喜んでもらいたいのか、宣伝か、啓蒙か
- 組織・個人の名称、所在地、連絡先、名前、肩書など(コンテンツの発信者を明確に)
- 関連するウェブサイト、SNSへのリンクも載せる
この点がゆるいチャンネル=所在のはっきりしない怪しいチャンネル と思われがち。
作業はマイチャンネル→「概要」タブに書き込む
■チャンネルアート
マイチャンネルのトップページ上部に表示される画像のことをチャンネルアートと呼ぶ
- 標準で風景写真なども選択できるがとてもつまらない。
- オリジナル画像をあげられるが、特定のサイズ(ピクセル)以上の画像じゃないと受け付けてくれません。
- 自分で画像を作れる方は以下の解説ページを読みながら作成してみてください。
- 自分で画像を作れない方は、手書きのものを写真に撮ってアップ(スマホでOK)
- PC、スマホ、両方での見え方を確認する
- 何度もやらないといい感じに収まりません。作成→アップ→確認 を繰り返してください。
作業はマイチャンネルのペンのマークから行う
■アイコン
丸く囲まれたチャンネルアイコンです。とりあえずチャンネルを示すものならなんでも結構です。これは画像サイズ指定などありません。
- 丸くトリミングしたときに収まりがいいように
- スマホでの見え方も確認
作業はマイチャンネル(トップページ)から
■マイチャンネル(チャンネルトップページ)のセクションを追加
トップページに、再生リストやオススメ動画を置く設定です。
「チャンネルをカスタマイズする」というボタンを押すと、ページ下部に「セクション追加」というボタンが現れる。そこから作業します。
他にもたくさんありますが初期はここまでで良いでしょう。
<動画を増やす▷
■大事な商品を陳列する
・最低でも10本以上の動画をアップする
例えば新規出店のお店の内装をいくらしっかり作っても、商品が並ばなければお客さんはやってきません。動画の少ないチャンネルは商品のない空っぽのお店のようなもの。
イケメン美人ユーチューバー以外は誰も見てくれません。
「その商品(動画)を何点、どんなものを置くか?」
なんて考えるのはやめてください。
そんなこと初めたばかりのチャンネルでわかりっこないんです。
まず思いつきの商品(動画)を上げていく→周りの反応は自分の感想を振り返る→また動画を上げる
その繰り返し。きっと実際のお店でも同じような繰り返しでしょう。
<各動画 1本ごとの作業>
■タイトルをきちんと書く
間違っても「〇〇について」など短文で済まさぬよう、
・先頭のワードに頭を絞り
・少しだけ気になる言葉で釣り
・100文字を精一杯使い
全力で書いてみてください。
■説明欄の頭二行に勝負をかける
説明欄の先頭二行は検索結果に表示される重要な言葉。魂こめて考えぬいてください。
■説明欄に概要的内容をすべて書く
- 上記「チャンネル概要」をコピペして各動画に記入する。
- どこでどんな動画が人気になるかわからない。そのために
- 5000文字をフル活用しましょう。
一括変更もできるので間違ってもまとめて修正可能。この点はまたの機会に。
<とっても大事なこと>
「どうせやるならちゃんとしたものを作りたい」という思いを捨てる。
自分のなかでの50%~60%程度の出来で先に先に進める。
この「どうせ」という気持ちが作業にストップをかける。
初めたばかりのチャンネルで「ちゃんとやる」のは不可能です。
不可能なのにちゃんとやろうとする堂々めぐりはとても悲しく、不毛です。
もし「ちゃんとしたもの」を作りたい時間と余裕があったら、まず動画を1本でも増やすことに時間を割いてください。
チャンネルの目的にもよりますが、尺の短い小さな動画をあげるチャンネルなら最低でも50本以上は欲しいところ。
量産のために動画の編集に時間をかけることも重要なテクニック。最初の数10本はいかに「撮って出し」が可能か?ぜひ追求してください。
改めて言います。
チャンネル整備に時間をかけすぎず、1本でも多くの動画を上げること。それを最優先事項にしてください。
■SNS拡散
ある程度チャンネル整備が整ったら、facebook、Twitterなどあなたが常駐してるSNSで拡散しお願いしてください。あまり不出来な状態で拡散してもスルーされてしまうので、ある程度カタチが整った状態で拡散しましょう。
皆さんにお願いすることは、
(Googleアカウントにログインした状態で)
・チャンネル登録のお願い
・全動画「高評価」(いいね)を押す
<諦めること>
これをお読みのキーマンの皆様には圧倒的に時間が足りない。その少ない時間で何を諦めるか、特にチャンネル作成初期はやることがたくさんあり「何をやらないか」は結構重要です。
まずはこの3つ
- ・サムネイル作成
- ・再生リスト作成
- ・タグ記入(動画ごとの設定)
は諦めましょう。
もちろんやったほうがいいに決まってますが、少ない時間でチャンネル作成初期にやるには荷が重い。ある程度動画がたまってきて、視聴者が増えてきたらやればいいことです。
この他にも終了画面、字幕、カード、説明欄のタグ設置などできることがたくさんありますが、それは次のステージで行いましょう。
<迷ったら「楽しいこと」を優先>
それでも、YouTubeチャンネルを育てる無数のことに何から初めていいか迷うのは当然です。そこで優先すべきはあなたが楽しい、面白いと思えることから充実させていってください。
あなたの性格だけじゃなく、事業ごとにやるべきことは変わってきます。
商品紹介、事業PR、コミュニティ形成、趣味、BtoB、BtoC、ネットショップ、実店舗
それらを全体的に見ながらあなただけの「楽しい」ことを探り、そこから充実させていってください。
但し、動画を増やすことは何よりも優先です。
それに付随する準備(企画、構成、機材、場所、etc)も然り。
YouTubeは画像投稿サイトでもブログでのなく、動画のサイトですしね。例えばSEOに気を使いすぎて動画を増やさないのは愚の骨頂です。
超レッドオーシャンのYouTube。そんなに甘くはありません。
それらをコツコツとできる方が次のステージに立つことができます。
頑張ってください!
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