2018年版 オーディオCD(CDA)の作り方 備忘録
<2020-02-18修正>
2018-12-21
久しぶりにオーディオCDを作りました。こんな作業は何十年ぶりでしょ。
僕がやってたその昔は、
単にリッピングしてwavファイル→CD作成フリーソフトでCDA形式→そのまま焼く
という若干イレギュラーなやり方でしたが、今じゃiTunesで気軽に再生リスト作って焼けるし、自作CDもCDDBに気軽に登録できる。
いや昔もできたのかもしれませんが、今や取り込みソフトでアルバム名、曲名が表示されないとかなりのストレス。気軽にできるのは有り難い。
そのへんもトライアルしてみました。
以下、2018年版自作CDの作り方、個人的備忘録
・波形ソフトなどの編集ツールは一切使わず。
■コンテンツは音声セミナー系
・自作CD
・ファイルはmp3
・CDは全8枚構成
・ファイル容量は合計650MB程度だが、音声CDは合計80分を超えると収録できない
・iPhoneなどで直録りしたので音量が小さい
■最初にチェックするのは「1枚」あたりの合計時間
- 700MBなら80分=1時間20分
- 1枚として構成された音源の合計時間が1時間20分を超えてないか、必ず確認
- その他、各音源のタイトル、順序、数字なども細部まで確認する
■音量調整
MP3Gainで音量を均一化する
お話コンテンツで89db均一化は少々小さいかもしれない。ここは要実験。
音声ファイルはエンコードも早いので、編集ソフトで修正し、一括エンコードすれば早いこともある。
■各曲のタグ(プロパティ)編集
mp3にアルバムや曲名などの情報を付加する。
これをいちいち開いて64本直すのは大変。そこでなるべく一括で編集できるソフトを探す。
「Mp3tag」
注意点は、必ず直すファイルをアクティブにして直すこと。
アルバムの全共通項目を直すときも、全選択して直す。
保存するとその都度「1ファイルごとに書き込んでますよ~」とわかりやすいのが便利。
困ったら「mp3 タグエディタ」で検索
■アルバム名、曲名はiTunesで確認、編集
WindowsMediaPlayerでもできますが、ここは取り込みソフトのデファクトであるiTunesで統一することにした。
このサイトさん達はとてもわかりやすかった
タグが完璧でもiTunesですべて表示されるとは限らない。
iTunesのなかで、
- 各音声ファイルを「ファイル」-「ファイルをライブラリに追加」してiTunesに取り込む
(ライブラリ とはiTunesそのものと理解) - ファイルー新規ープレイリスト でプレイリストを新規作成する→これをCD1枚として構成する。
- iTunes上でアルバム名、曲名、その他が表示されるか確認
- タグ(プロパティ)変更は、前述の Mp3tag で修正すると便利
ただ、タグ編集は時間がかかるのであまり凝らないようにする。 - 右クリック「プレイリストからディスクを作成」
- 事前に音源ボリュームを調整している場合は、□音量を調整する にチェック入れなくても良い
- この際「CD-Textを含める」に必ずチェック入れる
- 問題なければCD-R盤作成完了
注意:ファイル容量合計が700MB以下でも、収録時間の合計が80分を超えると保存できない。
このオーディオCDのレガシールールに要注意
このオーディオCDのレガシールールに要注意
■曲名を専用サーバーに登録(送信)
iTunesでCDが完成したら、iTunesは自動的にCDを音楽CDとして読もうとする。
ここで作成したそのiTunes内では曲名が表示される(ソフト内で照合してるのか?)が、他のPCで表示されない。
ここで歯車→「CDトラック名を送信」する
詳細解説はこちらがわかりやすい
必ずジャンルの入力を求められるので「Rock」にしといた。
理由はロックスピリッツで破壊と創造を繰り返したいのと、選択肢が上の方にあるから。
この後、丸一日経過したら反映されていた。
もし、他のPCにCDを挿入してiTunesに曲名が表示されない場合は、同じく
歯車→「トラック名を取得」して、取りに行く。
■量産する場合は
フリーのディスク焼きソフトで秀逸な ImgBurn で複数枚焼くと便利
- iTunesで作成したマスターディスクを入れ「ディスクからイメージファイルを作成」する
- フォルダに3つのファイルが出来る
その際、日本語のタイトル、各種タグ情報は化ける - 新しいディスクを入れ、「イメージファイルをディスクに書き込み」でCUEファイルを指定する
- できたディスクを第三のパソコンなどで再生確認する。iTunesで正常に表示、再生できれば良しとする。
- 化けたタグや細かいことを気にしすぎない。再生には無関係だから。
音楽CD用の「CUEファイル」を作成して各種アルバム、曲情報を編集できる模様。
但し、このソフトで焼いたタグ情報がiTunesでそのまま表示されるかどうかは要実験。
(iTunesを用いず、音源から直接ディスクを作る際は「ファイル/フォルダから〇〇作成」を選んで行う)
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