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DHCテレビから見るこれからの企業番組

2018/09/20
映像の未来 0
あのDHCが独自に制作運営しているDHCテレビでこんなことがありました。

2018年9月19日、YouTubeはDHCテレビが10月5日に放送を予定していた「真相深入り!虎ノ門ニュース」金曜日について、「ガイドラインに違反している」として、ライブ配信予定のページ削除を行いました。
これに伴い、YouTubeから科せられたペナルティとして、9月19日配信分の当社番組「DHCキレイを磨く!エクストリームビューティ」のライブ配信が停止されました。

DHCはかなりの予算をかけオリジナル番組を制作しています。
それもDHCらしい美容番組から、かなり政治色の強いニュース番組も https://dhctv.jp/

こちらを見ると結構なタカ派ぶり

おそらくこの政治色からYouTube側にどこからかクレームが入った。今回の理由はそれだけでしょう。

それらの番組は出演者も豪華ですし、その辺の地上波よりも面白い。
今の地上波(特に在京キー局)は様々なガイドラインでガチガチに固められてるので、自由に話してる出演者さんも心なしか生き生きと話してます。


■地上波番組スポンサードから直接番組制作へ


高い金払って地上波番組をスポンサードしたり、方針を指示するぐらいなら、自分でネットテレビ局を作ればいい。
特に上記の番組のように政治色の強い番組は地上波も嫌がるでしょう。
代理店の巨額の手数料が加算されたスポンサー代より、直接の制作費の方が安く済むかもしれません。
もちろんCMは流し放題。15秒、30秒縛りなんてありません。ここもやり放題。番組さえ面白ければ視聴者は我慢します。

■YouTube動画インフラ依存からの脱却


YouTubeは今反社会的コンテンツの締め出しに躍起です。
本部に銃撃があったことも大きく影響してるでしょう。

これほど影響力を持ったYouTubeがすべてのユーザーのコンテンツを許容できるとは思えない。自然な流れ。

そしたら独自の動画インフラを持てばいい。
動画配信システム構築もかなり安くなりました。
Amazon AWSを使えば冗談みたいな値段で独自動画配信システムを構築できる。
(もちろん素人さんでは無理なので、ベンダーの仲介等が必要)

今までYouTube利用により無料だった動画インフラが有料になるのは大きいですが、独自の管理画面も作れますし、コンテンツや組織にあったインターフェイスや管理方法も模索できる。Webページとの連携ももっと密にできる。
その管理コストを考えれば意外とトントンかもしれません。

今やコンテンツを発信したい側は番組制作だけじゃなく配信インフラ(プラットフォーム)までも独自で作れる時代。

そりゃ地上波の広告費という仕組みに無理が出てきますよね。

変わらないと。
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O.W.ガレージ 大木貴博
Author: O.W.ガレージ 大木貴博
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