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普通の人々はどんな起業ストーリーを聞きたいのか?

2015/04/09
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以下は人のコンテンツを外から批判するズルい言い方になってしまいますが、どうしても書きたいので書きます。

私は「起業推進クラブ」という異業種セミナーの動画を撮影、編集、管理しているせいで「起業」というキーワードで動画検索することがよくあります。
今日もなんとなーくそのワードでポロポロ見てると「起業したい人とできる人」という面白いタイトルの動画を見つけました。この方は起業系で動画コンテンツをたくさん流されてる方なので以前からお見受けしておりました。

しかし中を見てみると、1日16時間働ける人、仕事の鬼な人、といういわゆる「デキル人」の条件を並べてるだけのもので、「デキない人」の私は悲しくなるだけでした。

それはまるで、
  • ・100m 10秒前半で走れる
  • ・リトルリーグで世界制覇してる
  • ・高校野球時代は常にスカウトが訪問してた
  • ・そんな人はプロ野球選手になれます。
と言ってるようなもの。そりゃそうでしょう。当たり前です。中学生の野球選手でもその予測はつきます。

会社では特に目立った仕事はしてなかった。ちょっとした病気になり会社生活を考えなおしている。
でも実はやってみたいことがある。果たしてうまくいくか? 家族もいるし迷惑もかけたくない。
でもこんな自分でも起業がしたい。自分だけの仕事で生きていきたい。一度きりの人生に後悔したくない。

そこに悩みや相談や葛藤が生まれ、それを解消解決してくれる人を欲します。

「起業」ワードで検索すると、月100万達成した成功ストーリー、こんなに貧乏だったら私が年収1000万、というありきたりな文言に溢れてます。

「私はこんなに貧乏でした」という話には信ぴょう性がありません。
人はあるきっかけでいくらでも貧乏になってしまいます。
事業に失敗した、両親が離婚した、保証人になって多額の借金を背負った。。。

貧乏だった私=能力のない私

という証明でも論拠もありません。

だから大貧乏から成功した話が、起業したら上手くいくか?に悩んでる人に参考になるかどうかは関係ないんです。

さてそんな起業ワードの中に
「こんなに普通の自分でも成功した」という文言はあまり見かけません。
要するに余りに普通な人だと成功しないということと、もしくはそんな事例をわざわざ表に出さない、という証拠でしょうか?

しかしです。
21世紀の受験商法では、
有名高校を出て有名大学に受かった受験話は今誰も興味を示さないでしょう。
「こんな私でもあの有名校に!」
という下克上的成功話に一般人は夢を持ち、将来の明るさにすがりたがります。
例えばこんな映画

その点、現代日本の起業家ストーリーはまだまだ古い。

こんなに使えない自分が、こんなに特徴のない自分が、こんなに臆病な自分が、
それでも起業した。
その先成功したかどうかはまた別の話。失敗した話もまた有益な話。

私はそんなストーリーを探していこうと思いました。
まったく能力のない自分のためにも。

(こんなものを最後までお読み頂きありがとうございました。)





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O.W.ガレージ 大木貴博
Author: O.W.ガレージ 大木貴博
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