ついに発売、２カメカメラ パナソニック HC-W850M ワイプ撮り

こういうカメラを待ってました。
液晶の端っこに昔のガラケーのように回転式のミニカメラがついて、２カメ、ワイプ映像（よくバラエティ番組にある画面入れ子映像）を撮影できるカメラ。

http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20140219_635780.html

http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1401/16/news126.html


このカメラはきっと売れないでしょう。
普通の人がワイプ撮影でどんな映像を撮るか、という提案はあまりに投げっぱなしジャーマンです。
お化粧もそこそこにしたママさんが、わざわざ自分の顔をアップで動画自撮りしたがるとは思えません。
自分の映像が気になってメイン被写体がちゃんと撮れなかったら、邪魔くさくてこの機能をOFFにするだけです。
最近流行りのアクションカメラの出始めと同様に、「一体これ何に使うの？」というプロセスを経なければこれいいね！とはなりません。

ただし、これがプロ目線だととても汎用性が高い。
ワイプ映像じゃなく、ちゃんと２本分の映像ファイルが作成できるなら可能性が拡がります。
通常２カメ映像で撮ってるカメラ操作を１台で撮れるのは大きい。
例えばインタビュー映像で、
・顔アップのメイン映像
・引き固定のワイド映像
２本の映像が、ワンスイッチでON/OFFでき、同じタイムコードで撮影できれば、現場での撮影の手間も少なく２カメ映像が撮影でき、編集表現の幅も広がります。

この機会にあらゆるカメラで２カメを付加できないか？
パナソニックにはこの可能性を是非継続的に探ってってほしいもんです。


http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/01/jn140109-1/jn140109-1.html

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