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HMV渋谷の閉店と、これからのCD店舗経営

2010/08/23
初心者マーケティング 0
2010年 8/22に閉店したHMV渋谷店。
"かつては"「渋谷系音楽」の発信地だったHMV渋谷の閉店がここまでクローズアップされるとは思わなかったです。

報道では簡単に「CDメディアからダウンロード購入への時代の変化」と片づけてますが、そんなに簡単な問題ではないように思えます。

HMVは数年前から大胆な店舗整理に入ってるようで、東京でも多くの店が整理されていますし、
http://www.hmv.co.jp/st/list/#chiku-1上記に記載されてない新宿のタカシマヤタイムズスクエア店はかなり大規模な店舗でしたが、今はユニクロになってしまいました。

一方、渋谷のタワーレコードは今でも売り場縮小することなく、いつ行っても活気あるお店を継続しています。
地下のライブハウス(イベントスペース)では連日プレミアムなライブをやってますし、
新宿フラッグスビルの新宿店も活気があります。
その他、私の自宅近くにも小規模のタワーレコードがたくさんあります。
これはこれで成功してるようで、タワーレコードは拡大路線を進んでるとのこと。

個人的にも、HMVの店内は渋くてクールで、「分かる人が分かればいい」という雰囲気を感じてましたが、
タワーレコード店内のポップには、「いい曲だから聴いてみて!1回でいいから聴いて!」という明るい雰囲気に溢れています。 これはJ-POP、アイドル、JAZZなどジャンルに限らず同じ雰囲気。
ジャンルを超えて、音楽の良さ、楽しさ、素晴らしさを、みんなで楽しもうとうい雰囲気に満ちてました。

もう1点、タワーレコードの店員対応の変化。
その昔の外資系CDショップの対応はカッコつけたものでしたが、現在のタワーレコードの店員さんはどこでも物凄く丁寧です。
この辺も日本では店員教育が不可欠、ということを徹底していることがうかがえます。
(HMV渋谷も後半は丁寧でしたが)

つまり、「音楽の提案」という事業ならいくらでも可能性はあるということ。
タワーという勝ち組がある以上、HMVの事業方針になんらかの負け要素があったはず。
この点、日テレのニュースがきちんと分析していました。


ダウンロード販売が大きくなり、CDが売れない、まして音楽が売れない時代になったのは誰の目にも明らかです。
ただ、時代が変化したから売れなくなりました。というのはどんな事業にも訪れること。

CDというメディアの販売にとどまらず、「音楽というハッピーをお客に届けるには?」 というもっと大きなテーマに取り組めば、音楽販売に長けてるCDショップにはまだまだ可能性があると感じてます。

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(1997/08)
安田 龍平

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【追記】
面白いご意見を見つけたので追記します。

レーベル運営の悲喜交々さん

HMV渋谷閉店にまつわる僕の見解
http://blog.livedoor.jp/wonderground/archives/52671853.html


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O.W.ガレージ 大木貴博
Author: O.W.ガレージ 大木貴博
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