「映像とWebの便利屋」O.W.ガレージのやつが送る映像とWebとその他 (江東区)

YouTube 「冒頭の15秒」 書き起こし

2012/11/25
YouTubeアナリティクス 0
YouTubeクリエイターハンドブックをざっと読んでみました。
http://owgarage.blog82.fc2.com/blog-entry-552.html


PDFからコピペができなかったので、おそらくこのハンドブックで一番大事であろう「冒頭の15秒」について書き起こしてみました。フォントも文章もいかにも中国圏の人が作ったようなものなので、勝手に文言を若干修正しときました。
YouTubeに関わる方は是非ご参考ください。珠玉のメッセージです。

多くの視聴者は、動画を続けて見るかどうかを冒頭の10~15秒で決めます。
注目が維持される時間はたいてい短く、視聴者はワンクリックで他へ移動してしまいます。
「これは何の動画か」という視聴者の疑問に最初の数秒で答え、引き続き動画を見るためのきっかけ(動機)を早めに視聴者に与えることも重要です。

■最初に引きつける
・視聴者が最初に目にするものは、動画のガイド役であれコンテンツ自体であれ、魅力あるものでなければなりません。

・ガイド役は、視聴者に向かって話しかける、視聴者を歓迎する、疑問を投げかける、好奇心に訴えかける、動画の残り部分を少しだけ紹介すること、などによって、視聴者を引き付けるようにしましょう。

・動画コンテンツの「予告」として、動画の後半のシーンを序盤に短いクリップで見せる手法もあります。

■ブランディングと構成の統一は後で行う
・ブランディング、インパクトのある導入部、動画間での構成の統一によってプロフェッショナルな印象を与えることができますが、これらは動画のメインではありません。

・コンテンツやガイド役を前面の押し出すことが、導入部が終わってからも視聴者が続けて動画を見る理由になります。

・ブランディングを視聴者が楽しめる魅力的なコンテンツに仕立てることもできます。

・共通部分とブランディングは最小限かつ短いものにします。最適な長さは5秒です。

※おそらく、ここでいう「ブランディング」とは商品やサービスのブランド付けじゃなく「タイトルコール」「タイトル映像」のことを言ってる気がします。

■「これは何の動画か」
・ノンフィクション動画の制作では多くの場合、何の動画化かということを視聴者に対して明確にすることが大切です。
動画が始まってもどういう動画かよく分からない場合、視聴者は離れていきます。


「実践方法」

1.コンテンツへの関心と視聴の携行を理解する
アナリティクスのツールを使用して、自分の動画がどの程度感心を集め、視聴者の注目を維持できているか注意深く確認します。
動画の冒頭であまり注目を維持できていなかったり、すぐに視聴者数が減ったりする場合は、動画の冒頭の15秒を最適化する必要があります。

2.コンテンツと視聴者をつなぐ適切なきっかけになる冒頭を考える
コンテンツはすべて異なるため、動画の冒頭として最適な内容を動画ごと考える必要があります。
カテゴリ、コンテンツ、現在の関心の傾向によって、動画の冒頭をどのようにすればよいかは変わってきます。

3.さまざまなパターンを試す
複数の方法を試し、視聴者を維持できる方法、早い段階で視聴者が離れて行かない方法を探します。

4.魅力あるコンテンツを冒頭に置く
どのようなアプローチをとる場合も、動画の冒頭の15秒で視聴者を惹きつけ、楽しませ、魅了し、残りの部分も見たいと思わせることが重要です。

■YouTubeアナリティクスでの効果測定
アナリティクスの視聴者維持率を示すグラフから、ユーザーがどのようにコンテンツを視聴しているかが分かります。
動画の冒頭を最適化すると、視聴時間と注目する持続時間が長くなり、動画の冒頭で視聴をやめる割合が低下します。

心に響くウェブ動画マーケティング。 貴社がYouTube・ニコニコ動画ブームに乗れない理由。心に響くウェブ動画マーケティング。 貴社がYouTube・ニコニコ動画ブームに乗れない理由。
(2008/07/02)
市川 茂浩

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O.W.ガレージ 大木貴博
Author: O.W.ガレージ 大木貴博
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