「映像とWebの便利屋」O.W.ガレージのやつが送る映像とWebとその他 (江東区)

ルールを決めること、決められること

2012/01/26
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私は独立する直前の期間に、短期間ではありますが情報システム部に在籍しておりました。

私が在籍した際の年齢もあってか、コンピューターのセットアップや利用促進よりも、
利用におけるルール化、規約化、全社向け告知文の作成、掲示板に載せるための調整、内部統制に合わせた概念の作成など、とにかくルールを決める作業に追われていました。

ニュースで、国から「今回の事案は法制化してこのように決めました」とした際に、その決定根拠は?なぜそうした?という声が上がることがありますが、
おそらくほとんどの決定事項においてそんな時間をかけて決定はしてないでしょう。
だから決定根拠なんて聞いたって大した答えは帰ってこない。
たぶん、話し合われた議事録と、参加者のメンバー(肩書き)を根拠に「エイヤ!」と決めてるに違いありません。

例えば、数年前にメタボリックシンドロームの腹回り基準値がもてはやされましたが、
その数値がほんと?という声が大きくなり、男性85cm、女性90cmという数値はあっという間になくなりましたよね。
おそらくその数値もメタボ対策としての具体的な指針を出せということで強引に決めてしまったのでしょう。それを検証する時間もなしに。
でも、私もルールばかりをせっつかれる部門にいたものとして、国の担当係長を責める気にもなりません。


決めたものを批判するのはとても簡単です。
出来上がったものを批判するばいいだけで、何か新しいものを提案、決定する必要はありません。マスコミの立場は基本その位置かと思われます。

私たち当該部門がルールを決める際にも、
「あんたが決めてくれ、それに従うから。」
「決めるのがそちらの仕事でしょ、決めてよ」
という利用部門からの声がたくさんありました。(もっと思いやりのある言い方もたくさんありました(笑))

あるルールに則って集団が動くことはとても大事なこと。
しかし「ルールを決めてくれ。何かあれば文句は言う」という立場は、どうも愚民的思想に見えてひっかかります。

国の年金が信用できなければ、もちろん国策を変えるために適任の議員に投票するのも立派な活動でしょう。
それ以外に、401kやその他の民間年金など今加入できる年金を勉強して、自ら選択し、加入する"決定"をすればいい。
産業の分野にもよりますが、幸運なことに日本ではある程度の自由化の中で取捨選択できる可能性があります。


ルールを決めてくれないから動けないから決めろ、
そのルールを決めた理由は納得できない、
そのルールはおかしいから変えてくれ、
一見物言う市民のように見えますが、基本的に依存しながら文句を言ってるだけのちょっと恥ずかしい市民にも見えます。

国民がそんな風に依存意識を持っている限り、官公庁の人たちは「ったくこの国の国民は依存ばかりで自分じゃ何もできないくせに・・・」とバカにしながら、次々と決定事項をこなしていくでしょう。
決める側の事情も考えつつ物言う国民なら、決める側も生半可な対応では納得させられないと腹をくくるはず。

今回の原発のようなことが起きた国の国民であれば、それぐらいの成長は遂げたいものです。

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O.W.ガレージ 大木貴博
Author: O.W.ガレージ 大木貴博
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