PC不要のUSTREAM配信ボックス「ライブシェル」（cerevo）

ユーストが流行りだす割と早い時期から存在したCEREVO（セレボ）社のPC不要ユースト配信ボックス。

普通のユースト配信で、高画質な配信を行う際は、

カメラ（→エンコーダー）→パソコン＝＞インターネット

というシステムで繋ぐのが一般的ですが、この機械を使うと

カメラ→機械 ＝＞インターネット

とパソコンが不要になります。
それじゃパソコン持ってれば同じじゃないの？　というご貴兄、これがパソコンだと不安定要素がいっぱいなんです。

・パソコンごとにいろんなソフトが動いていて、それがユースト配信を邪魔することがある（原因究明に時間がかかる）
・物理的に接続するケーブルなどがトラブルの元
・電源、電池を気にする必要あり
・劣悪な環境で使うのが難しい
・値段が高い
・デカい

今回の新製品はとても小さく、なんとシュー接続でカメラの上に乗っけられる。
http://s.cerevo.com/feature.html

そして値段も安い
http://s.cerevo.com/index.html

これだけ安ければ、バックアップとしてもう１台控えておく、なんてことも簡単にできます。
USTREAMコンパチブルというロゴも取得してるほどなので、他の生配信サービスはともかくユーストならお墨付きを得て、安心して使えるのはありがたい。（ひとつ不安要素を消せる）

今回新製品の凄いのはHDMI端子（入力）が装備されたこと。
旧機種ではコンポジットという昔ながらの黄色いピンジャックでの入力しかなかったので、せっかくの高画質カメラの画質も自動的に低画質に落ちて配信してました。

ユースト側の仕様やインターネット事情などの理由でフルHDで配信とはいきませんが、従来よりかなりきれいな画質でで配信可能です。それがこれ。

セレボ社で配信してる「秋葉原ライブカメラ」
http://www.ustream.tv/channel/5883040



Streaming by Ustream

是非画面を最大化してご覧頂きたいのですが、歩行者の映像、走る車の映像が破たんすることなくキレイに配信されてます。

ここまでキレイで￥26800ならかなり売れるでしょう。
それと同時に、ユースト配信そのものを技術請負する仕事も徐々に減ることでしょう。
この手の機械はいたちごっこなので、この会社のアドバンテージが数年続いた後は、大手メーカーが後続マシンを開発していくはず。

するとより、
何を、どう配信するか？　というコンテンツそのものを問われる時代になっていく。
ユーストが従来の放送をぶっ壊す本格的な時代になりそうです。

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