「映像とWebの便利屋」O.W.ガレージのやつが送る映像とWebとその他 (江東区)

アジアの熱と勢いと、日本人の関わり方

2010/03/04
思うこと 0
先日、お仕事半分、見学半分でマレーシアのクアラルンプール(KL)に1週間ほど行ってきました。
KLは比較的治安もよく電車網も充実してるので、タクシーやガイドさんの車には乗らず、なるべく電車を利用して行動していました。(タクシードライバーと値段交渉するのが面倒だった、というのもありました。)

東南アジアはフィリピンに行ったことがあるのですが、ガイドさんの車に乗ったままで現地の雰囲気に触れることはなく、今回のKLで初めてアジアのローカルに触れたような気持ちになりました。

特にマレーシアは国民構成が複雑で、イスラム、ヒンドゥー、中華系と様々な民族、宗教が集まり、見た目にもバラエティに富んでいます。ウィキペディア

中華系のしっかりした商売をやってそうなお店の隣で、定時になるとコーランが高らかに鳴るイスラム系食堂。
そういえばなぜかレジ係りをやっているのがイスラム系の女性が多かったです。信頼されてる証拠でしょうか。
この国の経済の中心は中国系のようで、日本だったらなんとなく分かる中国人、日本人の区別はここでは分かりません。
これがKLのいいところでもあって、日本人が歩いていても観光客には見えず、客引きにも合わないし目立たない。
私も現地人?に電車の乗り方を聞かれたぐらいでした。
そしてグアムなんかよりも英語が通じやすい気がします。これはアジア的英語を日本人が理解しやすいからか、第2言語ゆえに丁寧に話してくれるからか・・・グアムよりも自然に英語を話している自分がいることに驚きました。


旅程中には現地で10数年もお仕事されている日本人社長さんとお食事させて頂きました。
そこで出席者から自然に出てくる言葉は、
「景気の悪い日本で下向いて仕事ばかりしてないで、新興国のアジアと一緒に仕事したほうがいい。」
という言葉でした。

私も同感でした。
これは「儲かるからアジアで商売」という発想ではなく、まさに景気という掴みどころのない「気」の、新興国の気の勢いを借りて、明るく前向きにお仕事するべきだなと感じました。

ビジネスとして見れば、まずその国で儲かるか否かを判断するのが当然と感じ、すべてはその軸で考えるのが普通です。

しかし、産業が熟成し、かつ坂道を下っている今の日本にとっては「どこから元気(やる気)をもらうか」という要素も重要なこと。
そして、商売の良し悪し以上に「隣人とともに世界をよくする」という気持ちでアジアと接する時期が来ているように感じました。

例えば、投資の少ないちょこっとした輸入業で現地とのパイプ役をかってみるとか、「日本人はこんなこと考えてるよ」という情報そのものが仕事になるような商売など、何か現地の勢いと触れるような仕事ができたらいいですね。


日本国内でいくらもがいても、二言目には「仕事、ないもんね」という言葉をつい呟いてしまう。
悪いクセですが、人は悪循環が続くとどうしてもはまりこんでしまう。そこにはまらないように元気な人の力を借りる。

良くも悪くも上の先進国の立場になってしまった日本人の、元気になるヒントをもらったような旅でした。
スポンサーサイト



コメント(0)

There are no comments yet.